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地域を守る!セーフティガードのイベント警備実績レポート【静岡県島田市・藤枝市】

雑踏警備

地域のイベントや祭りで、「人が集まる場所の安全をどう確保するか」は主催者にとって最も重要な課題です。交通誘導や雑踏整理が適切でなければ、参加者の安全が脅かされ、イベント自体の成功も危ぶまれます。

セーフティガード株式会社は、静岡県島田市を拠点に30年以上にわたり、地域密着型の警備サービスを提供してきました。大規模な祭りから緊急災害対応まで、数多くの実績を積み重ねています。

本記事では、当社が担当した代表的なイベント警備の実績を紹介し、各現場での取り組みや工夫をご紹介します。イベント主催者の方、警備業界への就職を検討されている方にとって、実際の警備業務のイメージが具体的につかめる内容となっています。

📌 300年の歴史を守る!島田大祭(帯まつり)の警備体制

島田大祭は、約300年以上の歴史を持つ日本三大奇祭の一つで、「帯まつり」として広く知られています。2025年10月に開催された島田大祭では、映画「国宝」出演の芸人による演奏や大名行列、鹿島踊りなど、多彩なプログラムが披露されました。

当社は、会場内の交通誘導から観客の安全確保まで、総合的な警備を担当しました。特に大名行列のルート確保や、密集する観客エリアでの雑踏整理に力を入れ、事故ゼロでの完遂を実現しました。地域の伝統を守りながら、現代の安全基準に沿った警備体制を構築することで、参加者全員が安心して祭りを楽しめる環境を提供しています。

歴史あるイベントだからこそ、警備の品質が問われます。当社の警備員は事前の入念な打ち合わせと現場での臨機応変な対応により、伝統行事の安全を支えています。

 

🎆 大井川大花火大会 – 両岸から打ち上がる壮大な花火を安全に

両岸から打ち上がる珍しい花火大会

大井川大花火大会は、島田側と金谷側の両岸から打ち上げられる珍しい形式の花火大会です。さらに静岡空港の離発着時には打ち上げを一時中断するなど、特殊な運営が求められるイベントでもあります。

第35回大会:4年ぶりの開催と感染対策

2022年8月10日に開催された第35回大会では、4年ぶりの開催となり、周辺の花火大会が中止になった影響もあり、例年以上に多くの来場者が予想されました。当社は6月から関係者と打ち合わせを重ね、コロナ感染防止対策を前提とした警備計画を策定。桟敷席の収容人数を半数にする、密を回避させるなどの基本的な感染対策を徹底しました。

第36回大会:警備体制を倍増、両岸の安全確保

2023年9月9日の第36回大会では、台風による2度の延期を経て開催されました。今回から島田側と金谷側の両岸警備を担当することになり、警備員数も準備も倍増。韓国の雑踏事故や県内の夏祭り事故を教訓に、実行委員会や地元警察と何度も協議を重ね、安全対策を徹底しました。

当日は両岸とも昨年以上の観客が訪れましたが、綿密な準備と現場での的確な判断により、事故なく無事に大会を終えることができました。大規模イベントでは、事前の計画と当日の柔軟な対応力が成功の鍵となります。

 

🏃 しまだ大井川マラソン – 7,800人のランナーを安全に導く

第1回から続く信頼の警備実績

しまだ大井川マラソンは、フルマラソンと10kmコースがある大規模なスポーツイベントです。当社は第1回大会から警備を担当しており、長年の実績と経験を積み重ねてきました。

第14回大会:3年ぶりの開催

2022年10月30日、コロナの影響で3年ぶりに開催された第14回大会では、参加人数を半分に制限しながらも6,457名のランナーが参加しました。47名の警備員を配置し、交通誘導と安全確保を徹底。ランナーとのふれあいも多く、「フルマラソン初めてなんですよ」「愛知から来ました」といった会話を交わしながら、温かい雰囲気の中で警備業務を遂行しました。

第15回大会:7,800人を9時スタートに間に合わせる

2023年10月29日の第15回大会では、フルマラソン約6,000人、10km約1,800人、合計7,800人のランナーが参加。最大の使命は、全ランナーを9時のスタート時間に間に合わせることでした。

朝6時から8時30分の2時間30分で、7,800人を駐車場に誘導→シャトルバス輸送→受付完了させる必要があり、同時に7時から10時15分まで交通規制も実施。一つでも遅延が発生すると9時スタートに間に合わないため、的確な誘導、洞察力、綿密な警備計画、機動力が求められました。

春先から警備計画を立て、何度も協議を重ねた結果、事故なく無事に終了。ダブルレインボーが祝福するかのように現れ、達成感に包まれた一日となりました。

 

🍵 第40回金谷茶まつり – 5年ぶりの伝統行事を守る

金谷茶まつりは2年ごとに開催される伝統行事で、2023年は5年ぶりの開催となりました。4月7日の前夜祭、4月8日・9日の本祭という3日間にわたるイベントで、第壱屋台から第六屋台、川越し太鼓の7屋台が朝9時30分から夜21時まで金谷の町を巡行します。

当社の警備員も朝早くから夜遅くまで、長時間にわたる警備業務を担当しました。巡行ルート沿いの交通誘導、観客の安全確保、屋台の移動に伴う危険箇所の監視など、多岐にわたる業務を遂行。地域の伝統文化を守りながら、現代の安全基準を満たす警備体制を構築しました。

5年ぶりの開催ということもあり、地域住民の期待も大きく、事故なく無事に終えることができたことは、当社にとっても大きな達成感となりました。

 

🐴 日本唯一の砂浜競馬!さがら草競馬大会の警備体制

さがら草競馬大会は、日本で唯一砂浜を周回する競馬レースとして知られています。県内外から約40頭の馬が参加し、青い海を背景に、間近で競走馬の走りを見ることができる特別なイベントです。

砂浜という特殊環境での警備

2022年4月29日に開催された大会では、砂浜という特殊な環境下での警備を担当しました。砂浜は足場が不安定で通常の警備とは異なる配慮が必要です。観客の動線を確保しながら、競走馬との安全な距離を保つための誘導を徹底しました。

イベント警備は計画どおりに行かないことも多く、判断力と対応力、そして行動力が求められます。当日も天候や潮の状況を見ながら、臨機応変に警備体制を調整し、大勢の来場者を安全に帰宅させることができました。

特殊な環境での警備経験は、警備員のスキル向上にもつながります。多様な現場を経験することで、どんな状況でも対応できる警備のプロフェッショナルが育っています。

 

🎑 地域の文化イベント – 野守まつり・蓬莱橋観月会

野守まつり:迫力ある花火を間近で

島田市川根町で開催される野守まつりは、規模は小さいながらも、打ち上げ場所が約100m先という距離で、迫力ある花火を間近で楽しめるイベントです。当社は地域の小規模イベントにも丁寧に対応し、住民の安全を守っています。

蓬莱橋観月会:世界一長い木造歩道橋での文化イベント

世界一長い木造歩道橋として知られる蓬莱橋で開催される観月会は、島田市文化協会による風雅なイベントです。2022年の中秋の名月は満月と重なり、神秘的な光景と津軽三味線の演奏が相まって、「和」の感性を感じる特別な時間となりました。

このような文化イベントでは、イベントの雰囲気を壊さないよう配慮しながらも、参加者の安全をしっかりと確保する繊細な警備が求められます。当社の警備員は、イベントの性質に応じた適切な対応を心がけています。

 

⚡ 台風15号緊急対応 – 災害時の迅速な警備出動

歴史的大雨と線状降水帯の発生

2022年9月23日、台風15号接近により静岡県内で初めての線状降水帯が発生し、16回もの記録的短時間大雨情報が発表されました。この歴史的大雨に対し、当社は緊急出動体制を取り、地域の安全確保に尽力しました。

深夜の緊急招集と待機体制

異常気象通行規制に備え、深夜22時30分までに11名の警備員が集結。豪雨と激しい雷という危険な状況の中、国道1号バイパスの通行止め規制に対応できる体制で待機しました。降水量が危険レベルに達すれば、即座に交通規制を開始できるよう、所定の規制場所に配置され、緊張感のある夜を過ごしました。

翌朝6時30分、土砂崩れの危険性を考慮しつつ、緊急規制は解除されました。明るくなってから被害状況が明らかになり、あちこちで土砂崩れや道路の通行止めが発生していました。この経験から、災害時の迅速な初動対応の重要性を改めて実感しました。

「私達がやらなければ」「私達しかできない」という使命感を持ち、緊急時にも地域の安全を守り続けています。災害時の警備は危険を伴いますが、安全第一の原則のもと、的確な判断と行動で地域に貢献しています。

 

🤝 地域企業との連携 – 中部電力パワーグリッドへの講習実施

2021年4月15日、当社は中部電力パワーグリッド株式会社島田営業所の職員の方々に「交通誘導教育」の講習を実施しました。緊急時、ライフラインの復旧として電力供給は極めて重要であり、職員自ら交通誘導をする場合の基礎スキルとして、座学と実技を提供しました。

共通する使命感「安全第一」

災害時や緊急時には、電力会社と警備会社が連携して地域の安全とライフラインの確保に取り組む必要があります。当社も台風や災害時に緊急出動し、交通規制を行いますが、初動業務には危険リスクも高く、細心の警戒が必要です。

業種は違えど、「私達がやらなければ」「私達しかできない」という使命感は共通しています。地域のインフラを守る企業同士として、お互いの知識や技術を共有し、より安全な地域社会の実現に貢献しています。

このような地域企業との連携活動を通じて、当社の専門性を地域に還元し、地域全体の安全レベル向上に貢献しています。「安全第一」という言葉の重みを共有できる取り組みです。

 

✅ まとめ:30年以上の実績が証明する地域密着型警備サービス

セーフティガード株式会社は、島田市を拠点に30年以上にわたり、地域のイベント警備から災害時の緊急対応まで、幅広い警備サービスを提供してきました。伝統ある祭り、大規模な花火大会、マラソンなどのスポーツイベント、文化イベント、そして予測不可能な災害時の対応まで、あらゆる場面で地域の安全を支えています。

私たちの強みは、単なる警備業務の提供にとどまらず、地域に根ざした信頼関係と、豊富な現場経験から培われた臨機応変な対応力にあります。事前の入念な計画と、現場での柔軟な判断が、事故ゼロの実績につながっています。

本記事でご紹介した実績は、当社が担当してきた数多くの警備業務のほんの一部です。小規模な地域イベントから数千人規模の大型イベント、緊急災害対応まで、それぞれの現場に応じた最適な警備体制を構築し、確実に安全を守ってきました。

地域のイベント主催者様、警備サービスをお探しの企業様、そして警備業界でのキャリアをお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。確かな実績と経験豊富なスタッフが、あなたのニーズに応えます。

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セーフティガード株式会社
〒427-0007
 静岡県島田市野田1121-1
TEL:0547-33-0530
FAX:0547-36-3632
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