冬の交通誘導警備で体温低下を防ぐ!現場で実践する寒冷対策
冬の交通誘導警備は、寒さによる体温低下が最大の課題です。屋外での長時間勤務では、筋肉の硬直、血流悪化、集中力低下など、様々な身体リスクが発生しやすくなります。しかし、適切な防寒対策と体調管理により、寒さから身を守りながら安全に業務を遂行することは十分可能です。このコラムでは、冬の交通誘導警備で体温を維持し、現場で実践できる寒冷対策をご紹介します。
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静岡県島田市に本社を置くセーフティガード株式会社では、交通誘導警備、施設常駐警備、駐車場警備など、多岐にわたる警備業務を提供しています。特に冬場の工事ラッシュに対応する交通誘導警備では、気温が低下する環境下での勤務が増加します。同社は交通誘導警備1級・2級、雑踏警備1級・2級、施設警備2級の資格保有者を揃えており、安全で快適な勤務環境を整備しています。本稿では、冬の寒さから身を守るための実践的な対策を、業界の知見と現場経験に基づいてご説明します。
冬の寒さが交通誘導警備に与える影響

冬季の屋外勤務、特に交通誘導警備やイベント警備では、寒さが身体にさまざまな悪影響を及ぼします。単なる「寒い」という感覚ではなく、健康と業務安全に直結する問題として認識することが重要です。
■ 体温低下とは何か
寒冷環境に長時間さらされると、人体の体温調節機能が働きます。末梢血管が収縮し、血圧が上昇し、深部体温の低下を防ごうとします。しかし、この反応が続くと、気づかぬうちに深部体温が徐々に低下する低体温症のリスクが高まります。低体温症は以下の段階で進行します:
交通誘導警備員は長時間立ち続ける業務のため、体動が制限され、熱産生が低下しやすい環境にあります。初期段階での対策が極めて重要です。
■ 筋肉の動きと業務効率への影響
低温環境では筋肉が硬直しやすくなり、動作が鈍くなります。これは交通誘導警備員にとって大きな課題です。
■ 免疫力と血液循環の低下
寒冷環境下での長時間勤務は体力を奪い、風邪やインフルエンザのリスクを高めます。また、手足の末端が冷えやすくなることで血流が悪化し、凍傷(しもやけ)のリスクも発生します。
警備業法を守りながら実践する防寒対策
警備員は「警備業法」に基づき、公安委員会から認定された制服を着用する義務があります。そのため、私物のコートやマフラーを制服の上に着用することはできません。しかし、制服の下でできる工夫は多くあります。
■ 制服の下でできるインナー対策
インナーの選択が防寒対策の基本です。以下のポイントを押さえることが重要です:
裏起毛インナー
特徴:柔らかく高い保温効果を発揮します。汗冷えを防ぐため、吸湿速乾素材を選びましょう。
電熱式インナー
特徴:発熱体とバッテリーが内蔵されており、温度調節を自動で行えるタイプもあります。長時間着用しても低温やけどの心配が少ないのが利点です。
ヒートテック素材
特徴:吸湿発熱素材で、肌の水分を吸収して熱に変える仕組みです。薄手でもしっかり保温でき、重ね着しやすいのが特徴です。
冬季には、制服がひと回り大きめのサイズで支給されることがあります。これにより、インナーの重ね着が可能になり、保温効果が大幅に向上します。
■ 3つの首を温める方法
首、手首、足首には太い血管が集中しており、これらを温めることで全身の血液循環が改善します。このテクニックは、限られた防寒グッズで効率的に体温を保つための鍵となります。
会社の規定にルールがある場合が多いため、必ず事前に確認してください。
■ カイロ・電熱ベストの活用法
従来のカイロから最新の電熱ウェアまで、複数の防寒グッズを組み合わせることで相乗効果が生まれます。
電熱ベストは、制服の下に着用できるため、制服の規定に違反しません。バッテリーの持続時間は製品により異なりますが、長時間勤務の場合は複数のバッテリー交換セットを用意することをお勧めします。
現場で実践する体温維持の食事・飲料戦略
防寒着だけでなく、食事と飲料も体温維持に重要な役割を担います。身体の内側から温めることで、外側からの寒さに対する耐性が向上します。
■ 温かい食事と栄養バランス
朝食をしっかり摂ることが冬季勤務の基本です。食事をすると内臓の働きが活発になり、血流の循環が良くなり、体温が自然と上昇します。
朝食を摂る時間がない場合は、おにぎり、バナナ、温かいスープなどでも構いません。重要なのは「空腹状態で現場に行かない」という点です。
■ 飲料選びのポイント
冬は水分補給の必要性を感じにくいため、つい水分補給を怠りがちです。しかし、寒冷環境では排尿回数が増え、気づかぬうちに脱水症状が進行します。飲料選びには工夫が必要です。
推奨:紅茶・ほうじ茶
理由:発酵させた茶葉は、体を温める性質があります。温かいままで飲むことで、内臓から体を温められます。
注意:緑茶
理由:発酵させていないため、体を冷やす性質があります。冬季勤務では避けるべき飲料です。
注意:コーヒー
理由:利尿作用があるため、飲み過ぎると脱水症状が加速します。1日2杯程度に制限しましょう。
休憩中には、温かいスープ、コンソメスープ、味噌汁などを摂取することをお勧めします。液体として水分補給ができ、塩分と栄養も同時に補給できます。
冬季寒冷対策と現場環境整備
警備員個人の対策だけでなく、警備会社側の環境整備も体温低下の予防に大きく貢献します。セーフティガード株式会社では、このような配慮を実現しています。
■ 休憩室の暖房完備
現場に暖房設備のある待機室や休憩所があることで、定期的に体を温める機会が生まれます。休憩時に体を温めることで、次の勤務に向けた体力と集中力が回復します。
■ 照度の確保
冬は日没が早く、特に交通誘導警備では夜間勤務が増加します。適切な照明がなければ、警備員の視認性が低下し、交通事故のリスクが高まります。現場責任者は十分な照度の確保を心がけ、警備員は自身の視認性をさらに高めるため反射材付きの服装を着用します。
■ 定期的な体調チェック
現場責任者による体調確認と声掛けは、低体温症の早期発見に効果的です。「大丈夫か」という一言が、警備員の自覚症状を引き出し、危険な状況を未然に防ぎます。
体調不良時の対処と会社への相談
冬季の勤務では、寒さによる様々な体調不良が発生する可能性があります。以下の症状が見られた場合は、無理をせず現場責任者に報告してください。
■ 低体温症の早期症状
以下の症状が見られた場合は、すぐに暖かい場所に移動してください。
- 激しい寒冷ふるえ
- 手足の感覚がなくなる
- 言葉がろれつが回らない
- 判断力・注意力の低下
- 異常な疲労感
体調不良時の対処と会社への相談
冬季の勤務では、寒さによる様々な体調不良が発生する可能性があります。以下の症状が見られた場合は、無理をせず現場責任者に報告してください。
■ 低体温症の早期症状
以下の症状が見られた場合は、すぐに暖かい場所に移動してください。
- 激しい寒冷ふるえ
- 手足の感覚がなくなる
- 言葉がろれつが回らない
- 判断力・注意力の低下
- 異常な疲労感
冬の交通誘導警備は、適切な防寒対策と体調管理により、安全で健康的に務めることができます。身体の外側からの保温、内側からの栄養補給、そして現場環境の整備が三位一体となることで、初めて本当の寒冷対策が実現します。
セーフティガード株式会社では、交通誘導警備1級・2級の資格を保有する経験豊富な警備員を配置し、冬季勤務の安全性と快適性に配慮した業務運営を心がけています。静岡県島田市・掛川市での警備業務に携わる皆様が、寒さに負けず、充実した勤務生活を送ることをお祈りしています。
セーフティガード株式会社
〒427-0007
静岡県島田市野田1121-1
TEL:0547-33-0530
FAX:0547-36-3632
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